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EQがぐんぐん育つ学童保育とは!?
来年4月より宮前区鷺沼駅前にてEQ(こころの力)を育む学童施設「SCOPSイーキュースクール」を開校します。
宮前区内で学童施設をお探しの方は是非ご検討ください。
ここではEQとは何か?について詳しくお伝えします。
EQという言葉が世界的に有名になったきっかけであるダニエル・ゴールマンによる「EQ こころの知能指数」より抜粋してお伝えします。
EQ教育のポイントとして、ゴールマンは4つ挙げています。
①情動の自己認識
「自分の心の中にある感情を認識し、それを言語化し、思考と感情と反応の関連性を理解すること。自分の決断を支配しているのが思考なのか、感情なのか見極めること」と記載されています。
これを簡単に言うと、
・自分が今どんな気持ちなのか?「傷ついたから腹が立ったのか、嫉妬して怒っているのか」など正しい自分の気持ちに気づくこと
・人は「思考・感情・行為(反応)」をセットにして決断・行動しているということを理解し、今の自分の決断はどの要素が影響しているのかを気づくこと
と言えます。
②情動をコントロールする能力
「感情の背後に隠れている感情を認識し、不安や怒りや悲しみに対処する方法を習得することだ。」と記載されています。
これを簡単に言うと、
①の自己認識で自分の正しい気持ちに気づくことで、ネガティブな気持ちが沸いた時に、より良い行動を自ら選ぶ=コントロールする力と言えます。
人は他人から嫌な事をされた時に「やり返す・言い返す」ことを選ぶ人もいれば「軽く受け流す・気にしない」ことを選ぶ人もいます。その人の受け取り方・選択次第で行動は変わり、その積み重ねの結果が身近な人との関係性という結果になります。
③決断への責任・やり抜く力
①、②のように、自分の正しい気持ちや思考に気づける力が身につくと、対人関係だけでなく、やり抜く力にも大きな影響を与えます。
「嫌だな、辛いな、やりたくないな」と思った時に「それでも諦めずやり抜こう」と考えるか、「少し休もう」と考えるかに人は分かれます。やり抜ける人はネガティブな気持ちが沸いた時にこそ、「ここが踏ん張りどころだ」「よし、これは試されているぞ」と思考することでより良い行動を選ぶことが出来ます。そしてその行動を積み重ねた成果が「やり抜く力」と言えます。
④共感能力
「他人の感情を理解し、他人の立場に立ってものを見ること、人それぞれの感性の違いを尊重すること」と記載されています。
「他人の気持ちを上手に理解する」ことができるコツは「自分の気持ちを上手に理解できるようになる」ことです。
日頃から自分の気持ちに気づき、大切にしていると、自然と他人に対しても大切にしようという気持ちが沸き上がります。
「感情が変わると、捉え方が変わる」「捉え方が変わると、感情が変わる」とも言えます。
こうしたEQという力は1日勉強をすれば身につくということではなく、日々の生活の中で試行錯誤し、内省することでゆっくりと見につく力です。
だからこそ学童保育という毎日子ども達に伝えられる場とEQとの相性は非常に良いと考えています。
こうした力を子ども時代に身につけることで、その子が幸せな小学校生活・そして幸せな人生を歩んでほしいと心から願っています。
是非、興味をお持ち頂いた方は説明会にご参加ください。